始めて買った(正確には買ってもらった)パソコンはSHARPのMZ-2200です。CPUはZ80(相当)動作クロックは4MHz、メインメモリーは64Kbyte位だったかと思います。外部記憶装置はカセットテープで専用のデッキでした。それから40年程が経過して現在メインにしているパソコンのメインメモリーは64Gbyte、外部記憶装置はSSDとハードディスクを合わせて30Tbyte。8ビットから64ビットになりCPUもZ80からi9-12900と凄い進歩です。

30TBでも自分的には多いいと思っていたのですがx.comに流れてきた記事にディスク容量にPB(ペタ・バイト)が登場していました。凄い時代ですね
16384.0PBとなっているので、EB(エクサ・バイト)で表記した方が良い感じです。

SI接頭語の単位ですが2022年にロナやクエタがおよそ30年ぶりに制定され以下のようになっているようです。

カナ 英名 記号

指数

十進
クエタ quetta Q 1030 1,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000
ロナ ronna R 1027 1,000,000,000,000,000,000,000,000,000
ヨタ yotta Y 1024 1,000,000,000,000,000,000,000,000
ゼタ zetta Z 1021 1,000,000,000,000,000,000,000
エクサ exa E 1018 1,000,000,000,000,000,000
ペタ peta P 1015 1,000,000,000,000,000
テラ tera T 1012 1,000,000,000,000
ギガ giga G 109 1,000,000,000
メガ mega M 106 1,000,000
キロ kilo k 103 1,000


キロが103以降3乗単位で増加してゆきます。
クエタ1030、数字で書くと「1,000,000,000,000,000,000,000,000,000,000」日本語では「百穣(ひゃくじょう)」というそうです。

パソコンの世界では2進数を基本に考えるので1k=1024・1M=1024k・・・と210が基本と最初はなっていたような気がしますが、最近はもう10進数が基本になっているようですね

ちなみに、100穣が出てきたので日本語の数字の単位は以下のとおりです
 ・一(いち)
 ・十(じゅう)
 ・百(ひゃく)
 ・千(せん)
 ・万(まん)
 ・億(おく)
 ・兆(ちょう)
 ・京(けい、きょう)
 ・垓(がい)
 ・禾予( じょ )(のぎへんに予)
 ・秭(し)
 ・穣(じょう)
 ・溝(こう)
 ・澗(かん)
 ・正(せい)
 ・載(さい)
 ・極(ごく)
 ・恒河沙(ごうがしゃ)
 ・阿僧祇(あそうぎ)
 ・那由他(なゆた)
 ・不可思議(ふかしぎ)
 ・無量大数(むりょうたいすう)

確かスーパーコンピュータ「京」はこの単位にちなんでつけられましたね

si