昨年の12月に YAESU VX-3 を注文しました。古い機種なんですがコンパクトでゼネカバで未だに一定の人気があるようです。半導体不足の為もうしばらくお待ちくださいと言われとうとうゴールデンウイークも終わってしまいました。まもなく注文して6か月・・・・これはこれでキャンセルせずに酔った勢いでポチッっとしていたのがこれFT-65(汗;

特に必要な訳ではありませんが、出張等でお出かけをした際144/430のハンディー機を持って行きたくなります。そんな私にはとても有用な1台です。早く生産開始して欲しいなあと思います。VXシリーズは Vertex Standard 時代に発売されたRIGです。YAESUのサイトを見るとFT-60、FT-65とFTの型番を持つ機種もあります。

FT-65に至っては、144/430のハンディー機として最小の機能を備えて5Wの出力を出す事ができます。実売価格ですが、送料込みで約16,000円(2022/5現在)ととてもリーズナブル。当然リチウム電池や充電機等も含まれています。
FT65


まず一番に思ったのは 開局/再開局 した時のはじめの一台に最適です。特に4アマを取得され直後に3アマ等上級資格にチャレンジする事を決めている方にはなおさら良いとおもいます。
とりあえず144/430の10Wで開局し上級資格を取得後HFのリグをじっくりと検討する事ができます。
ft65

1点残念に思う事がオプションの少なさと互換性です。FT-65は内蔵のバッテリー運用しか想定されていないようで、外部電源をとる手段がありません。また、VXシリーズのオプションも殆ど使えないようです。アンテナの端子SAMもオス・メスが反対の仕様。とても割り切って作られています。

場所もとらないので車載用にシュガライターから電源がとれると良いのですが、今のところ自作するしか手はなさそうです。私には参考にした機種が中国製のUV-5Rに思えてなりません。UV-5Rの価格は実売で1/5程度です。日本以外ではまったく勝負になりません。


受信周波数範囲

136~174 MHz
400~480 MHz
76~108 MHz(FMラジオ放送)

送信周波数範囲 144~146 MHz
430~440 MHz
送受信周波数ステップ 5, 6.25, 10, 12.5, 15, 20, 25, 50, 100 KHz
周波数安定度 ±5ppm  -10℃ ~ +60℃
電波型式 F2D, F3E, F2A
通信方式 単信方式
アンテナインピーダンス 50Ω
電源電圧 DC 7.4V (SBR-25LI/SBR-26LI 使用時)
消費電流 受信時(200mW出力時):約205mA
受信スケルチ時:約100mA
受信バッテリーセーブ時(受信1:セーブ5):約18mA
電源オフ時 APO:約4mA
144MHz帯 送信時(5W):約1.5A
430MHz帯 送信時(5W):約1.7A
使用温度範囲 -20℃~+60℃
ケース寸法 52.5 (W) x 104.5 (H) x 31(D) mm  (突起物を除く)
本体重量 約260g(アンテナ、電池パック SBR-25LIを含む)
■送信部 送信出力:5W (High) / 2.5W (Middle) / 0.5W (Low)
SBR-25LI/SBR-26LI使用時
変調方式:リアクタンス変調
不要輻射強度:60dB以下(High, Mid)、50dB以下 (Low)
マイクロフォン
インピーダンス:2kΩ
■受信部 受信方式:ダイレクトコンバージョン
受信感度:0.2μV @12dB SINAD (140 - 150MHz, NFM)
0.2μV @12dB SINAD (420 - 470MHz, NFM)
通過帯域幅:12kHz / 35kHz (-6dB /-60dB)
低周波定格出力:最大出力 1W @16Ω, 0.8W @16Ω THD 10%
 内部スピーカー
0.8W @16Ω THD 10% 外部スピーカー端子