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JR8ABBのHam Blog

2021年10月

2021年10月29日午前0時過ぎ(JST)、大規模太陽フレアが観測されたようです。 放出されたガスは本日30日の夕方から夜ごろに地球に届く模様です  太陽フレアは表面の黒点で起きます。今回は、黒点がちょうど地球のほうを向いているときにXクラスの爆発が起きたようで放出されたプラズマガスが地球にぶつかって地磁気が乱れHFに障害がでる可能性があるようです。
Flea

Carrington Event(キャリントン・イベント)
1859年の太陽嵐(Solar storm of 1859)は、キャリントン・イベントと言われ現在、記録に残る中で最も大きな太陽フレアが観測されています。

当時は有線の電信による通信が行われるようになっていました。電信網で発生した電気により感電した通信士がいたり、電報用紙が自然発火たと読んだ事があります。恐ろしく巨大な誘導電流が発生したようです。

ちょうど人類が電気を使い始めて頃の太陽嵐のようですが、今この規模の太陽磁気嵐が訪れると電気機器にかなり大規模な障害が発生に途方もない損害を被る事になると言われています。

黒点が活発になるのは嬉しいですが大規模なフレアの発生は勘弁ですね。

朝起きると最低気温が氷点下の日も増えてきて日の出の時間も6時に近くなってきました。夕方も17時頃には真っ暗です。7MHzも帰宅後は国内の波、もあまり聞こえてこなくなりました。3.5MHzあたりには逆に増えているのかもしれません。逆にDXは良く聞こえているようです。前日はカリフォルニアの局からコールーを受けたのですが、QRZ.comをみるとQRPとなっていました。少々コール取るのに手間取りましたがQRPのDX局とQSOできるのもうれしいものです。
ts590

お酒を飲むとQRVしてしまうABBでした・・・

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シャックにはもう使わなくなったACアダプターが沢山あります。「何かの時に使えるだろう」なんて考えなかなか捨てられません。
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これはPC用のアダプターですが12Vで5Aもあります。10W機のRIGに丁度良い容量なので細工して無線機に使えるように加工します。

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バナナプラグの端子です。

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適当な場所で切ります

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プラス・マイナスの確認をします。電圧はしっかり12Vでています。
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ケースを開けて組み込めば見た目も良いのですが半田付けですまします。
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絶縁用にグルーガン(めちゃ汚いですがご勘弁)

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しっかり電源が入り10W送信も可能です。


今のリグは何でもオールインワンで入っていて凄いなと感じます。昔のリグはシステム化されていて、オプションをどんどん揃える楽しみもありましたね。

Kenwoodの丁度5シリーズと言う事でTS-520とTS-590で何がオプションから消えたか検証してみた。
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まずは、外部VFO 昔のリグには必ずオプションでありましたね。PLLが当たり前になった頃からリグ自体にA/BのVFOが切り替える事ができタスキ掛けが容易になりました。
CWをやるには必須だった クリスタルフィルター もDSP技術が進歩し無くなってきました。容易に帯域幅を調整できて便利です。
アンテナチューナーもリグと同じ筐体でラインナップされていました。開局当時はTS-130V+AT-130でAT-130には大変お世話になりました。今はリレー式のアンテナチューナー内蔵機種が多く場所も取らず大変便利です。また、アンテナチューナー内蔵にともない SWR計 も内蔵されています。一度チューニングすると設定を記憶しておいてくれてしばらく調整しなくても大丈夫なのもとても便利です。
エレキーも殆どのRIGで内蔵されています。小型機種などはスピードの調整など手数が多く苦労する場面もあるようですが、パドルが一個あればCWも容易にQRVできます。
筐体の大き目の機種になりますがアンテナ切り替え器も内蔵2~3系統位までならとても便利です。またバンド毎に前回使用したアンテナを覚えてくれるのもとても便利です。
最近のHF機は50MHzまでカバーしているので トランスバーター なども不要になります。
その他にも周波数直読の外部ディスプレイVOX機能スピーチプロセッサーなど
逆に必要になったのは外部電源でしょうかね?

8j1rl

約40年ほど前の初歩のラジオの広告です。裏表紙の内側の大変目を引く場所の広告ですがこのトランシーバーがとてもユニークです。免許がない時はCBバンドで50mW・免許を取ったら28MHzで3Wで切り替えてご使用くださいという優れものです。当時の電波法で許されていたのかは不明ですが、アマチュア無線を真面目に紹介する月刊誌の広告です。

販売元は通販会社の二光です。名前からすると自社開発初品でしょうか。無線とは程遠いい会社の広告です、当時無線機は売れていたんですね。また学生向けに初期投資を抑えられるよう、最初は小電力で資格をとったら3Wでという仕組みも心を打たれた事でしょう。私も幼ごころに欲しいと思った記憶があります。

また、型番も「RJX」です。松下電器と同じ型番を使っているあたりは、とても胡散臭いですね(笑



NikoRjx7

現金価格 : ¥39,800
送受信周波数 :  26.965(1ch)~27,405MHz(40ch) 28.000~28.500MHz
送信出力 : 3W(28MHz帯) 50mW 2段切り替え
通信モード : AM
受信方式 : 完全トランシーブダブルスーパー方式感度 1μVにて S/N 10dB以上
寸法 : 160×62×190mm
電源 : 単2乾電池8本または、外部電源(13.8V)
重さ : 1.7kg (電池・マイク別)

製造はミズホ通信と思われます

先日ホームセンターに行った時の事ですが、玄関のピンポンスイッチが気になり2個とL字型の金具を購入しました。

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Padle1
二つをビスでつなぎ配線をして所要時間は約30分です。
使い心地は思っていたよりも使いずらいです(笑
ストロークも深く、硬いです・・・

昨日(2021年10月13日)の夕方、日本無線協会のサイトにて1・2アマ国家試験合格者の発表が行われていました。内訳は以下のようです。

044 那覇  0名
404 東京 47名
414 長野 2名
424 名古屋 10名
434 金沢 2名
444 大阪 13名
454 広島 1名
464 松山 0名
474 熊本 9名
484 仙台 5名
494 札幌 3名

合計92名の方が合格されたようです。おめでておございます。今回の試験は特に難しかったようです。合格率を大雑把な数字を使い推測してみます。
1アマは近年 2100名/年 前後の申込があるようです。(総務省のサイトよりHamlife.jp)年3回行われるので1回あたり約700名の申込がされるとします。そして欠席率が25%と仮定すると約525名の方が受験されたと推測できます。

92÷525=17.5%

わぉー あくまで推測ですが17.5%ですか、±5%位の誤差はありそうなアバウトな計算ですがそれにしても低い。もし20%を切っていたら過去最低かもしれませんね。
受験された皆様お疲れ様でした。

※令和2年度は5割近く欠席しているようですが、4月期のキャンセル分が反映されているものと考えています。

私がアマチュア無線に興味を持ったきっかけです。

私が小学生くらいの時、男子が良く観ていたTVは仮面ライダーやウルトラマン、戦隊もの等々です。その際隊員同士の連絡にトランシーバーは必須のアイテムでした。また学研のトランシーバーセットなど持っている友達が沢山いて、それを借りて遊んだ事をおもいだします。当時の男子にはトランシーバーはとてもカッコイイ物だったように記憶しています。しかし、今は携帯電話等の普及でそうではないようです。

私が小学3年生くらいの頃、近くの公園に遊び行った時のことです。高校生くらいの方が自電車のかごにCB無線機をいれて交信していました。通信相手は武佐岳という標高1,000mで町内にある山の山頂にいらっしゃるとの事です。直線15kmほどの距離でもクリアな音声で交信していた姿に驚き、学研のおもちゃのトランシーバーしか知らない子供からすると物凄い事に思えた記憶があります。
ts700

その後家族で根室にドライブした時です、納沙布岬の駐車場で助手席にリグを積んで移動運用されている方がいらっしゃいました。たぶんRIGはTRIOのTS-700でした。QSOする様子をずっと見学されて頂き、これがアマチュア無線に憧れたきっかけだったように記憶しています。また、その方は自動車のFMラジオで下の方MHzを聞くように教えてくれました。するとちょうど1/2のスプリアス波が強力に入ってきたのだと思います。FMラジオは76~90MHzですが当時はアナログなので72MHzあたりも受信できたのかもしれません。

たぶんCBとアマチュア無線の区別はついていなかったと思いますが、断然アマチュア無線がカッコイイとおもいました。RIGも相当カッコ良く心に映ったように記憶しています。今でもそうですが機械を所有する事に憧れを感じているのかもしれないです。

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