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JR8ABBのHam Blog

2021年02月

NATOフォネティックコード(NATO phonetic alphabet)・Q符号の誤用についての私個人的な考えです(皆様色々考えはあるとおもいます)

NATOフォネティックコードはその名のとおりNATOが定められたフォネティックコードです。 ITUはすべての国際無線通信を管理しているため、軍、民間、またはアマチュアを問わず1965に制定されているようです。その間歴史的には多くのフォネティックコードが各国で存在しています。フォネティックコードは正確にアルファベットを相手に伝える事が重要です。

個人的にはNATOフォネティックコードを使うべきだと思っています。自分がCQをかける時にはなるべくNATOフォネティックコードを使用するよう心掛けています。しかしDXを聴いていると海外局も色々と使っています。残念ながら日本人で正確にフォネティックコードを発音できる人は少ないとおもいます。そんな時には「A」アルファーを「アメリカ」・「アムステルダム」とか言い換えるのは必要だと思います。ただし「ポーチカル」のように実際に存在しない名称の使用は無しです。
和文通話表に関しては99%以上は正確に使われていますよね、たまあ普段使ってなくて突然新しい言い方を発明されてりする事はありますよね・・・

Q符号も正確に使用されるのが望ましいと思います。特にQRA・QHTの誤用を訴える方もいらっしゃいます。(QRA=呼出符号・QHT=運用地)特にQRAは名前ではないので「名前は」・「オペレーターは」とか言うのが望ましいとおもいます。
しかし、古くからQRAは名前、QTHは住所と誤用され続けていて「QRAは○○です」と言われ違和感がないのも事実です。日本語でも「役不足」「貴様」「話のさわり」・・・・とか多くの言葉が本来とは違う意味で理解されています。役不足なんかは反対の意味だったりします。
本来Q符号は法律でも謳われているので正確に理解する必要はあるのですが、他人の誤用については寛容であった方が良いのかと


思い込みというか、なんというか恥ずかしい話です。

CWを受信していてTCIって打つ方がたまにいらっしゃるんです。文脈から行くと tu とか TNX の代わりに打っているんだなと感じておりました。また私のイメージとしてはCWの大ベテランが使用されている感じを受けていました。インターネットで「TCI」「CW」「符号」と打っても出てきません。3か月位TCIってなんだろう?と考えていたので先日アマチュア無線のLINEグループでお世話になっているOMさんに意味を尋ねたと事「そんなの打っていないよ!」って言われました。1分弱考えて自分が何と聞き間違えていたのに気づきすごく恥ずかしく思っていました。そしたら、ほかのOMさんから「TKS」の取り間違えじゃない?と教えて頂きさらに顔が真っ赤になりました。
そうなんです「KS」を「CI」と取り違えていたんですね。過去の受信メモを見ていると面白い事に73の前に打っている「TKS FB QSO」とかはちゃんと「TKS」と取っているのにコールを取って頂いた時GMとかDR〇〇SANとかの後に打っている「TKS」については「TCI」と取っていました。こんな事ってあるんですね。

CWの交信局数は大分増えてきましたが、まだCQをかけている局のコールを確認して(なるべく599BKの局)からお声がけです。イレギュラーな返答には全然対応できません、ラバースタンプQSOが難なくできるレベルまで早くなりたいと思う今日この頃でした。

あまり使用頻度がないのですがYAESUのRIGを2台所持しています。FT-857DM と FT-818ND です。マイナーチェンジを数度しているのですがどちらも発売されて20年が経過するロングセラーです。流石にアナログの技術が多様されていて、今となれば設計が古いと感じる場面が多々あります。

FT-857DMを購入した時にはまだCWフィルターのYF-122Cが在庫限りで販売されていました。しかしFT-818ND を購入した時にはCWフィルターは廃盤となってしまいました。これはメーカーとしてあるべき姿なのかちょっと疑ってしまいます。現行機種でFT-818NDが販売されているのに純正のCWフィルター YF-122C (CN) いずれも廃盤なのです。IC-705の対抗機種を出すため今は818なんてどうでも良いのかもしれません、しかし20年間も売った大ベストセラー機なので残念な感じです。

今時の機種はDSP処理で受信の帯域をコントロールできるのでCWフィルター等の必要ありません。FT-857DMにはDSPの帯域フィルターはあるものの長時間受信するにはちょっと切ない性能です。どちらもCWで運用するにはフィルターは必須です。先日ヤフオクにて YF-122C を見つけ落札できましたのでFT-857DMに続きFT-818NDにもフィルターを搭載する事ができました。

再開局して驚いた事に一つに FT-817/818ND シリーズがあります。この小さい筐体の中によくぞ1.9~430MHzまでオールモードを詰め込んだなと感じました。出力も6W(817は5W)もでます。多分世界中のアマチュア無線家に愛用されている機種なんだとおもいます。中古市場でも多数取引されている機種だと想像いたします。廃盤の原因はCollinsが同フィルターを廃盤にした事が原因のようです。こちらも製造しているかどうかは分からないですが村田製作所のフィルターを使うとか、INRAD社製の互換フィルターを輸入販売するとか色々手法はありかと思います。どうか未だ沢山所持しているユーザーのために何か考えてくれると幸いです。

ft-818nd_cw_fillter


INRAD社製の互換フィルター

それにしても FT-857DM FT-818ND 両機種とも安価で手に入れられましたがCWのクリスタルフィルター二つ合わせて4万円弱と結構な出費になりました。FT-818NDにフィルターを買ったとして、あとちょっと頑張ればIC-705が手に入りますね、自分としてはポータブル機としてはIC-705よりFT-818NDの方がポータブル機ぽくて好きです。
YAESEとしてもIC-705の対抗機種をまもなく出す?でしょうから、FT-818NDもメーカーの在庫が無くなり次第廃番になりそうですね。

東北地方でまたも巨大地震が発生しました。私自身よく使うバンド以外非常通信用の周波数が良く分からなかったので表にしてみました。災害発生後ですのでこのあたりのバンドプランは厳守しましょう!また、このような時にはワッチする事も重要ですね。

アマチュア無線 非常通信周波数

周波数 モード 備  考
3,535kHz SSB/CW  
7,050kHz SSB/CW  
14,300kHz SSB/CW  
18,160kHz SSB/CW  
21,360kHz SSB/CW  
28.20MHz SSB/CW  
50.10MHz SSB/CW  
51.00MHz FM 呼出周波数
51.30MHz C4FM D-STAR(DV)
51.50MHz FM  
144.10MHz SSB/CW  
145.00MHz FM 呼出周波数
145.30MHz C4FM D-STAR(DV)
145.50MHz FM  
430.10MHz SSB/CW  
433.00MHz FM 呼出周波数
433.30MHz C4FM D-STAR(DV)
433.50MHz FM  
1294.00MHz SSB/CW  
1295.00MHz FM 呼出周波数

ちなみにJARLサイトに出ているバンドプランのPDFです。 プリントアウトしてシャックの見やすい所に置いておいたら良いと思います。 BandPlan

本日、土曜日の午後は久しぶりに無線三昧でした。7MHzのCWに出ていて不思議な事が起きました。7.0140MHz 599+で強力に入感している局が7.0156MHzにもほぼ同じ強さで入感してくるのです。誰かが中継でもしてる?そんな訳ないですよね・・・・
なんか気持ち悪くてYouTUBEにそのシーンをアップして無線のLINEグループの方にご指南頂きましたが分からずです。1年半ちょいこのRIG(TS-570S)を使っていますがこんな事は初めてです。もしや故障?とか考えました。まさか他の局も聞こえて来るのか気になり調べたところほぼ全ての局が1.6Kc離れた場所で聞こえてきます。・・・・なぜ?なぜ?
そういえば今日はやけに強いQRMが多かった。スキップしてた局が突然入感してきたのかと思っていました。

CWのサイドトーンは800Hzその倍のところで聞こえる?
フィルターなど色々調べていた所

なんと

IF-SHIFTのつまみが左に切らさっているではありませんか!!
アマチュア無線のグループラインに上げていたので恥ずかしさで顔が真っ赤になりました。
心あたりがあって、QSO中にスケルチが切れそうになったので慌ててスケルチのつまみを左いっぱいに切ったつもりがIF-SHIFTを回していたようです。
しかしCWでIF-SHIFTを切るとこのようになるんですね、びっくりしました。

年が変わった頃か?自分のQRZ.comをのぞいてログのところを操作しているうちに、なんとログデータが0件になっていました。なんとなくDX局だけアップしていたんですがちょっと寂しいですね。お金も払った事もなかったのでそれでかな?と思っていたのですが設定の日付が2020年12月31日までに設定されていました。
最大設定できるのが2041年12月31日で、その日に日付を変更しADIFデータをインポートしました。
もしかしたら最大設定できるのが20年先?
私がQRZ.comに登録して20年経過したんかな(^^

家電メーカーなどはユーザーの利便性・メーカが違っても大丈夫なよう統一規格がところどころに存在します。昔からアマチュア無線はところどころ、規格がばらばら。
特にマイクコネクターの配線は4ピンの頃から数種類のバリエーションがあります。
今からでも遅くないのでメーカーを超えて協議をする場を設けてほしいです。

特に統一されていると良いなと思うもの

・マイクの配線
・電源の配線
・リニアアンプに接続する配線
・アンテナチーナーのコントロール
・もしかしたらローテーターの配線

もう、DSP化され出番も少ないがクリスタルフィルターなんかも思います。

まあ、大した数でもないのでアマチュア無線家のはしくれなら自分で配線し直せ!って気もします。

高圧線・スイッチング電源・パソコン・パワーコンディショナー・その他家電等々・・・ 昔に比べると街中は実にノイズが多いです。
対応の一つにノイズ受信用のアンテナを設置し位相を90度反転させて近場で発生しているノイズを打ちけす方法は雑誌・Web等でたまあに目にします。 FB News にも2020年の6月に載っています。回路も単純ですしいずれ試してみたいですね。

メーカーさんもノイズ用のアンテナ端子を設けて純正のノイズキャンセラーとすれば良く使う機能のひとつになるかもしれませんね。

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